加害者の立場として弁護士に依頼するべきかどうか
息子が交通事故を起こしました。
原因は息子の不注意で、交差点で直進してきたバイクと接触し、相手の方が亡くなりました。
相手の方は30kmの速度違反をしていたそうです。
裁判では自動車運転過失致死罪に問われることになると思うのですが、弁護士の先生に依頼をした方がよいでしょうか?息子も相当ショックを受けておりますが、深く反省しており、遺族の方にも誠意を持って対応したいと申しております。
息子が学生のため他県に住んでいるのですが、その住んでいる地域の弁護士に依頼したほうがよいでしょうか?
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- 司法書士行政書士 児玉事務所
児玉 卓郎
回答
弁護士に頼んだ方がいいと思います。息子さんがすんでいるところの弁護士に頼んだ方がいいでしょう。主張料金等で費用がかかると思われますから
- 司法書士行政書士 児玉事務所
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- 岡村法律事務所
岡村 茂樹
死亡事故について,近時の裁判所は厳しい態度で臨んでいます。可能であれば,刑事事件を弁護する弁護士を依頼したほうがよろしいと思います。
1.相手の方にも不注意があるようですが,ご子息の前方不注視の過失は免れないと思います。
2.息子さんは任意保険に加入されている場合,法律上の損害賠償金は保険で基本的に填補されます。
3.しかし,刑事処罰は,民事とは別の手続きです。
4.民事賠償の経過を裁判所に報告し,また,事故態様から息子さんに有利な事情を抽出していくことが不可欠です。
5.弁護士に相談し,信頼できそうであれば弁護を依頼して下さい。
6.隣接している件であれば他県の弁護士でも可能ですが,遠い場合は,お住まいになっている地域の弁護士に依頼するほうが便宜です。 - 岡村法律事務所